
あ~、、気が付けば夏季休暇のお知らせの時期になりました。
わざわざブログにしなくても良いのですが、今回はちょっとブログにしたい事がありますのでお付き合いを。さて、こちらの美味しそうな料理。一体何の魚でしょうか!?
はい!正解はチヌです!
先日このチヌを持っている可愛い女性、高橋真冬さんが代表を務めている【一般社団法人TSURIBITO】が主催する
「鳴門と魚~鳴門食材を楽しむ夕べ~」という食事会に参加させてもらいました。

なぜこのイベントをしたかというと、釣りの代表格ともいえる対象魚「チヌ」
しかし食材としてはあまり好まれません。
そこで今回は鳴門のチヌは実際に美味しく食べれることを伝えることでチヌに対する意識を変えるべく開催したわけでございます。

元フランス料理の一流シェフが目の前で調理!そしてメニューは全てチヌ!
正直、チヌは臭い、美味しくないというイメージが強すぎて釣りはするけど食べる。に至りにくい魚。実際にはどうなのか正直ドキドキでした。
それでは料理を少しばかりご紹介。
まず【チヌと鳴門わかめの冷製 海のカルボナーラ びっくりグラタン仕立て】

【チヌの温製薄造り王冠仕立てプロヴァンス風】

もう料理名がわからない!!ただ正直に言わせてもらいます。。こんな一流シェフの手の込んだ料理が美味しくないわけがないです。
料理のレベルがここまでいくと臭みとかは無縁です。全部美味しいし、また食べたいです。
大事なのは本当にチヌは臭いのか?美味しくないのか?
そこで黒鯛(チヌ)研究の第一人者と言われる広島大学生物生産学部の海野教授はこんな事を言われています。
チヌは「血なまぐさい」と言う言葉があるがチヌの血液は全く臭くない。身も臭くない。臭いのは皮と皮の表面のヌメリがニオイの原因
もともとチヌが好んで食べるのは簡単に言うと貝類、海藻、ヒトデや海綿、エビやカニなども食べる雑食性の魚であり、それ故、ニオイや味に影響があると思われがちですが、では実際に釣る場所に生息しているチヌは何を食べているのか?そこがキーポイントな気がします。グレでも同じで高知県鵜来島などに生息している巨大尾長グレは格別美味しいといわれていますが主にオキアミ、アカアミを食べている為、脂の乗りが違うと言われています。
今回鳴門で釣ったチヌを食べたわけですが、全然臭みも無かったです。

こちらはチヌの上身、腹身、尾身の刺身、皮を炙っていて塩で食べたのですが、、、全然臭くない。

はい、今回鳴門でチヌを釣ってきてくれたサムライこと正木さんと一緒に美味しく食べました。
50㎝を超えるチヌを「年無し(としなし)」と釣り人は言います。
50㎝を超える大型のチヌは何年生きているかわからないほど大きいという意味で「年なし」と呼ばれるようになりました。
50㎝クラスのチヌは平均的には17歳だそうです。
会長のよく言う言葉
「魚だって死にたくないわな、それを人間は釣るんやけん、最後は美味しく食べたらなあかん」
これが釣った魚に対する一番大事なことかもしれませんね。
夏季休暇のお知らせ
誠に勝手ながら8/11(金)~15(火)まで夏季休暇とさせていただきます。
なおその間のHPからのお問い合わせ等の返答は16日(水)以降となりますのでご了承くださいませ。
おっと!!ここで皆様にお盆休暇中、暇な方はこちらを読んでみてはいかがでしょうか?
お盆が過ぎれば秋のチヌ釣りに入ります。少しでもお役に立てたらと思います。
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