お待たせ致しました。2024AW新製品【助松Ⅲ】がいよいよ登場します。
【助松】とは松田ウキ専用の固定仕掛けゴム。松田ウキと言えばウキ止め糸をつけ、半遊動仕掛けでの釣りが主ですが、既にある程度のタナを決め、松田ウキを固定仕掛けに変更してしまえば、半遊動の時よりもより速く、また魚が咥えたときの小さなアタリも瞬時にわかるので、愛用される方が多い小物用品です。
それでは簡単に従来品と比べてみます。
左側が新しい助松Ⅲ、右側が従来品です。
サイズ、形状はほぼ変更ありません。そして8個セットから6個セットに変更。
これなぜかと言いますと従来の助松で出てきた問題点が
①道糸がするする動く
②助松がウキから外れやすい
という2点でした
まず①に関しましては、従来の製品より助松の穴がより小さくなっています。
しかしながら適正ラインは前回の1.5号~2.75号よりも広がり1.5号~3号までが適正ラインとなっています。
なぜ穴が小さくなったのに適正ラインは広がるかと言いますと、助松Ⅲに使用する原材料を変更しています。
見た目は変わりませんが、簡単に例えると強いゴムのような感じです。
もちろん強く手で引っ張ると道糸は動きますが通常使用する際にはしっかりと固定されます。
ただ、この助松は1回限りの使用の為、なるべく助松の穴径の広がりを抑えるためにも
今回から2個付き×3セットへ変更、価格も750円から500円にしています。
そして②に関しましても従来の助松よりも外れにくいものとなっています。
取り付け方は従来と変わりありません。
①ウキ下の糸を助松Ⅲの輪っかに通して
②そのまま助松Ⅲを引っ張ります
③後は松田ウキ下部に押し込めばセット完了
また松田ウキの下部の穴径は2㎜に設定されていますので助松Ⅲが奥まで入る事は無いと考えてください。
但しご注意頂きたいのが松田ウキはウキの種類によっては塗装が大変薄かったり、手作業の工程上2㎜よりも若干広い下部の径で仕上がる
ものがございます。それが釣りの際に問題にはならないのですが、助松が今まで入り込んだり、抜けたりするのは
これも一つの要因とお考え下さい。
【助松Ⅲのピンオンリール取付方法】
これを見ると、あれ?これどうやって取り付けるの?と思った方!
今回2つ取付方法ご紹介します!
①そのままピンオンリールへ付ける
実際の製品にはスプリットリングが付いていますので、いつも通りピンオンリールへ付けることが可能です。
②松山ウキ止め糸に付ける
助松Ⅲの金具を外し松山ウキ止め糸にウキ止め糸単品を付ける工程と同じで助松Ⅲも付けることが可能です。
見て頂くとわかるように助松Ⅲは寸法が長いので、松山ウキ止め糸に付けると良い感じにマッチします。
助松を愛用して下さる皆様、本当にお待たせしました。いよいよ新しくなった【MST助松Ⅲ】
現在、全国釣り具店にて予約開始されています。発売は11月末を予定しております。
まだ使った事が無い方は是非今シーズン試してみて下さい。
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